現場作業からキャリアをスタートしたAさん。営業職に転身した現在は、自社の強みや一貫生産の仕組みを活かし、顧客に寄り添う提案を行っています。現場経験を土台にした“伝わる営業”と、相手と笑い合える関係づくりが持ち味。仲間の変化に敏感な人柄も魅力のひとつ。「日々前に進むことが大事」と語るその姿から、渡辺製作所の懐の深さと、社員一人ひとりの可能性が感じられます。

音楽の道から製造現場、そして営業へ――異色のキャリアが武器になる
学生時代から音楽活動に打ち込み、プロを目指していた自分が初めて社会に出たのは22歳。ものづくりに興味があったこともあり、渡辺製作所で現場勤務をスタートしました。一度は音楽のチャンスを追って退職し、5年後に再入社。その後は約10年の現場経験を経て、現在は営業を担当しています。
“作る側”を知っているからこそできる、リアルな提案
営業職としてレンジフードを扱いながら、お客様の声を聴き、仕様を確認し、最適な提案につなげています。現場での経験があるからこそ、設計や製造の背景も踏まえて伝えられるのが自分の強み。納期や品質など、お客様とのやりとりもスムーズです。
お客様から「Aさんから買いたい」と言われたときの感動
営業としていちばんの喜びは、リピートのお声をいただけたとき。「またAさんにお願いしたい」と言っていただけると、信頼関係が築けた実感が湧き、やりがいに変わります。失敗も含めて毎回が学びの連続です。
“固くならない営業”が、自分のスタイル
最初は「間違ったことを言っていないか」と緊張していた自分も、今では素の自分を出しながら、笑い合える会話を意識するように。気取らず、自然体で話すことで、お客様との距離がぐっと縮まる感覚があります。

現場で得た「仲間を支える力」が、今の自分の誇り
現場時代には、精神的に辛そうな仲間を見逃さず、声をかけるようにしてきました。余計なお世話と思われることもあったかもしれませんが、マイナスな気持ちを少しでもプラスに変えられるなら、それが自分の存在意義だと思っています。
「やらなきゃ」ではなく「やろう」と思える自分でいたい
日々の仕事は、義務感ではなく前向きな姿勢で取り組むことを意識しています。「これをやらなきゃ」ではなく、「これをやってみよう」と思えるかどうか。それが自分の行動力を後押ししてくれる原動力です。
共感する力、寄り添う力――身についた“トークスキル”
営業を始めて身についたのは、言葉のうまさではなく、相手に合わせて会話のキャッチボールができる力。「自分がどう話すか」ではなく、「相手がどう思っているか」を感じ取る姿勢が、大きな武器になりました。
ものづくりが好きな人、楽しく働きたい人に来てほしい
仕事は大変なときもありますが、仲間と支え合い、笑い合いながら乗り越えることで前に進めます。ものづくりが好きで、人と一緒に仕事を楽しめる方なら、きっとこの職場で活躍できるはずです。