異業種から設計開発課へ転身し、3D CADに挑むCさん。前職は幼児教育・学童支援など“人”に寄り添う仕事をしていましたが、職業訓練を経て新たな世界に飛び込みました。知識ゼロからものづくりの現場に身を置き、操作や考え方を一つずつ習得中。「失敗を恐れずに挑戦すれば、世界は変わる」。そう語るCさんの姿から、未経験からでも飛び込める社風と、挑戦を支える職場の温かさが伝わってきます。

子どもと向き合う仕事から、モノづくりの現場へ思いきった転身
これまで幼児教育や学童支援の仕事をしてきましたが、ケガで身体を動かすのが難しくなり、職業訓練を経て新たな道へ。設計の知識はゼロでしたが、(職業訓練を受けていた)ポリテクセンターでの訓練中に声をかけていただいたのが、渡辺製作所との出会いです。
3D CADに向き合いながら、設計補助を一つずつ習得中
現在は設計開発課で、3D CADを使った図面作成や修正、仕様確認などの業務を担当。先輩方に教えていただきながら、製品の構造や改善方法を考える視点も少しずつ身についてきました。
未経験の不安に「畑違いでも大丈夫」と背中を押された
入社前の職場見学では、不安を感じていた私に「大丈夫だと思いますよ」と言っていただき、思い切って飛び込む決意ができました。設計業務はまったく未知の世界でしたが、見学時の空気の柔らかさに安心できたのを覚えています。
「どうやったらうまくいくか」を皆で考える文化がある
社内では、問題に直面したときに「こうすればどうか?」「別の方法はどうか?」といった声が自然に出てくる雰囲気があります。ひとつの課題に対して多角的に考える姿勢が根付いており、それが私にとって渡辺製作所の魅力です。

試作品が目の前に現れたとき、感動で手が止まった
リモコンのカバー部品を試作いただいた際、設計図だったものが実物として目の前に現れたときの驚きと感動は忘れられません。「ものづくり」はたくさんの人の手を介して完成することを、実感できた瞬間でした。
“モノを見る目”が変わったのが、入社して得たスキル
製品の仕組みや構造を学ぶうちに、日常生活で目にするものへの見方が変わりました。「どうやって作られているのか」「どうしたら壊れにくいのか」など、物理的な視点で考える習慣が身についたのを感じています。
まずは目の前の業務を話せるくらいに、自分の言葉で理解したい
今の目標は、作業内容を自分の言葉でしっかり説明できるようになること。質問がうまくできないもどかしさを減らすためにも、基礎知識を深めて、理解の精度を高めていきたいです。
「失敗してもいい」――その言葉に救われた
「何度失敗してもいいんだよ」。入社後、先輩からかけられたその言葉が心に残っています。不安な気持ちを抱えている人にこそ、挑戦する価値がある。渡辺製作所は、未経験でも受け入れて育ててくれる職場です。